🍃 ローカルのごはん屋で感じたこと|雨の日のやさしさ

韓国旅行の中で、
「ローカルのお店に入ってみたい」と思って選んだ一軒があります。

観光地らしい整ったお店というより、
少しこじんまりしていて、
ふらっと入るような場所。

そんなイメージで選んだのが、
鍾路にあるお店でした。


今回訪れたのは、
チェプドンすいとんと麦飯(体府洞スジェビとポリパッ)

景福宮(キョンボックン)の近くにあり、
私たちはそのまま歩いて向かいました。



実際に入ってみると、
これまで行った観光地のお店とは違って、
日本語はまったく通じません。

でもそれが、かえってよくて。

何もわからない私たちに、
お店の方が身振りで教えてくれて、

「これが食べたい」と写真を見せると、
うんうん、と頷いてくれて。

気がつけば、

食べやすいように混ぜてくれていたり、
自然に手を貸してくれていて。

言葉は通じないけれど、
ちゃんと伝わる感じがありました。

店内もあたたかくて、

ふと横を見ると、
娘と同じくらいの年頃の女の子たちが、
楽しそうに料理をシェアしながら話していて。

その空気の中に、
私たちもそっと混ざっているような、
そんな時間でした。

こういう空気、
なぜか昔から落ち着くのです。

娘もこのお店、
気に入ってくれたみたいで、

それも少し嬉しかったです。


ただこの日、

ホテルに荷物を預けて、
そのまま身軽に出てきてしまって。

お店を出る頃には、
雨が本降りに近い状態に。

地下鉄までは少し距離があり、
Uberもなかなか捕まらず、

辺りもすっかり暗くなっていて、

これは少し困ったな、と
お店の前で立っていました。

すると、

向かいのお店の方が、
すっと傘を差し出してくれて、

「持っていく?」というような仕草で。

そのやさしさが、
じんわりと残りました。


結局そのあと、
なんとかUberがつかまって帰れたのですが、

こういう時の人のあたたかさは、
あとから思い出すと、
いちばん強く残るものですね。

ローカルのお店に入ってみたい、

そんな自分の選択も含めて、
いい時間だったなと思います。


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