
歩き始めがくれた転機と、母のリアルな記録
1歳を過ぎても夜泣きは続きました。
何度も起きて泣くここちゃんをおんぶして、部屋の中をぐるぐる歩く。
外の空気を吸わせたら少し落ち着くかなと思って、玄関を出て、夜風の中で抱っこしたまま歩いたこともありました。
「寝てくれ…頼むから」って、半分涙目でつぶやいていた夜。
あの頃の私は、いつも眠気と不安のあいだをさまよっていました。
🌱 「できるだけ外に行こう」――先生のひとことから始まった日々
ここちゃんがまだ歩けない頃。
ある大学の先生に相談したときに言われた言葉があります。
「一つでも多くの場所を訪れてください。行ける場所を一つでも増やすんです。」
それを聞いて、目が覚めたような気持ちになりました。
それから私は、できる限り外へ。
おんぶ紐を結んで、日中は近所の公園やスーパー、児童館、どこでも行きました。
“外に出る”というより、“動き回る”に近かったかもしれません。
ただ、いくら外に出ても、ここちゃん自身が歩けないうちは、
体を動かす量も、眠るリズムも思うようには整わなかった。
おんぶでは私が動いてるだけ。
本人の運動量はまだまだ足りてなかったんですよね。
☀️ 転機は「歩き始めた日」
その小さな足で一歩を踏み出した日。
あれが本当の意味での転機でした。
外に出ることが「見せること」から「一緒に歩くこと」に変わった瞬間。
日中の動きが増えるにつれて、夜の寝つきも少しずつ変わっていきました。
「今日もまた寝ない」から、「あ、今日は早かったかも」へ。
そんな日が少しずつ増えていって、
気づいたら、夜中に一度も起きずに朝まで眠る日が来ていました。
🌿 大きくなった娘からの一言
娘が成長してから、何気なく聞いてみたんです。
「小さいころ、昼寝まったくしなかったよね」って。
すると笑いながら、こう言いました。
「だって昼寝すると頭が重くなるんよ。夜まで起きてるほうがスッキリするもん。」
あの一言を聞いた瞬間、眠れなかった夜の景色が一気によみがえりました。
“寝ない”にもちゃんと理由があったんだなと。
小さいうちは泣くことでしか伝えられなかったことを、
言葉にしてくれて、本人の理由もちゃんとあったのだとわかりました。
☕ 同じように悩んでるお母さんへ
寝ない子って、ほんとに大変です。
「寝かせなきゃ」「明日は仕事」「もう限界」――そんな夜は、何度もありました。
でも、歩けるようになると、本当に変わります。
それは気休めなんかじゃなくて、ちゃんと体が追いついてくるんです。
だから焦らなくて大丈夫。
夜泣きのトンネルにも、必ず出口があります。
外の光を浴びて、風にあたって、
ほんの少しでも笑える瞬間があったら、それで十分です。
完璧なリズムよりも、“今日もなんとか乗り越えた”って思えることが、
いちばんの前進だと思います。
📚参考にした情報
*小島美和子(2022)『体内時計を整える 1dayスケジュール』青春出版社
→ 生活リズムと時間帯ごとの整え方のヒントにさせていただきました。
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