
〜ちょっと敏感だったここちゃんと見つけた“やさしい病院”〜
子どもが病院に行くのを嫌がる…そんな経験はありませんか?
わが家も、病院選びにはたくさん悩みました。
子どもが安心して通える病院を見つけたい——
それは、どんなご家庭にも共通する願いだと思います。
ちょっと敏感だった娘・ここちゃんも、
小さな頃は、「病院に入ること」そのものがとても大きなハードルでした。
そんな日々の中で、子どもの個性や気持ちに寄り添ってくれる小児科を探しながら、少しずつ見えてきた「病院選びのヒント」があります。
今回は、敏感な子もそうでない子も——
“また行きたいと思える”ような小児科を見つけるためのポイントを、わが家の実体験をもとにお届けします。
待合室での過ごし方
娘が乳幼児の頃、病院に足を踏み入れた瞬間から大泣きしてしまう日が何度もありました。
初めての病院はもちろん、慣れた医療機関でも、待合室にいるだけでつらそうな様子でした。
その様子は、単なる不安や緊張を超えて、「そこで過ごすことすら困難」な状態。
そのため、診察の順番が来るまで、私たち家族は待合室と病院の外を何度も行き来していたのです。
これは娘の心理的な負担を軽くするためでもあり、他の患者さんへの配慮でもありました。
🧡 こうした経験は、「育てづらさ」や特性をもつお子さんのご家庭では、けっして特別なことではないと思います。
だからこそ——
子どもの気持ちや特性に応じて柔軟に対応してくれる医療機関との出会いは、
その後の診療のスムーズさや、お子さん自身の安心感にもつながっていくのだと感じています。
病院は口コミだけじゃ選べない
娘が**「安心できる病院」に出会えたのは、1歳頃**のこと。
それまでに、数多くの小児科を訪れました。
中には口コミ評価の高い病院もありましたが——
待合室が混雑していたり、雰囲気が合わなかったりして、かえって負担が大きくなってしまうことも。
敏感なお子さんは、病院の“雰囲気”だけでも不安になってしまうことがあります。
- 入った瞬間から落ち着かなくなる病院
- 待合室の雰囲気は良いけど、先生と合わず通院を断念した病院
などなど……。
🌼 どんなに口コミが良くても、「わが子に合うかどうか」は別問題。
私の場合は、いくつかの病院を実際に訪れるうちに、
「ここなら大丈夫」と直感的に思える病院に出会えました。
安心できる病院選びのポイント
お子さんに合った病院を選ぶためには、以下のような点が大切です👇
✅ 病院の雰囲気
待合室や診察室が落ち着いた環境かどうか
→ 絵本やおもちゃがある、光や音が穏やかなど
✅ 医師との相性
子どもの特性に理解があり、親身になってくれるかどうか
→ 保護者の不安や意見にも耳を傾けてくれる医師は◎
✅ 専門性
発達や行動面に対する知識と経験があるかどうか
→ 発達障害や感覚過敏などに配慮できる先生だと安心
✅ 診療時間・予約システム
長時間の待ち時間を避けられる工夫があるかどうか
→ 予約制・Web受付など
✅ アクセスの良さ
自宅・保育園・学校から通いやすいかどうか
🔸 娘の場合は、特に**「病院に行くこと自体のハードル」が高かったため、
①雰囲気** ②相性 ③専門性 を重視して選びました。
エピソード:理想の病院に出会えた日
ある日、ついに**「ここなら大丈夫!」と思える病院**に出会いました。
この頃には娘の診断も出ており、問診時に事前の配慮をお願いしていたのです。
- 待合室は明るく、静かで落ち着いた雰囲気
- 子どもの興味を引くアイテムがいっぱい
- 私も「ここだ!」と感じた直感がありました
診察時にも、ひきつけ泣き(呼吸が止まるような発作)は起こらず、
先生も短時間でスムーズに診察してくれました。
💬 ここちゃん自身も、「この先生なら大丈夫」と思えた日だったように感じています。
いくつかの病院を経験する中で、
「合う病院・合わない病院」があることも、親子にとって大切な学びになりました。
最後に 〜同じ悩みを抱えるご家族へ〜
理想の病院探しには、時間がかかることもあるかもしれません。
実は私自身、娘が小さかった頃、病院に行く日の前日から気が重くなることがよくありました。
「明日はあの待合室で泣いてしまうかも」「また抱っこして外に出たり入ったりになるかも」と、親の私まで憂うつになる日が多かったのです。
でも、娘に合う“やさしい病院”に出会ってからは、親の私もすごくラクになりました。
そして、「ここなら大丈夫」と思える場所が見つかると、子どもだけでなく、親の心もふっと軽くなるはずです。
どうか、お子さんとご家族にとって安心できる場所が見つかりますように。
🌟 わたしたちが見つけた「子どもに優しい病院」のポイント 🌟
⭐️ お注射のときの安心感
避けて通れない予防接種や注射。
娘が通った小児科の先生は、子どもの注意を自然にそらすのがとても上手でした。
話しかけやおもちゃで気を引きながら、一瞬で終わらせてくれるので、恐怖感がほとんど残りません。
これが、病院に対する苦手意識を減らす一番のポイントだったと思います。
⭐️ 長時間待っても退屈しない工夫
- 窓際や待合室には、可愛らしい人形が並んでいる
- 年齢に合わせた多種多様なおもちゃが用意されている
⭐️ 医師の親しみやすさ
- 白衣にキャラクターの模様がついていて可愛い!
- 毎回デザインが変わり、「今日はどんな白衣かな?」と楽しみになる
⭐️ 診察室での配慮
- 診察室内にも子どもが安心できる工夫がたくさん
- 緊張しやすい場面では、先生が自然に気持ちをそらしてくれる
🍀 敏感なお子さんでも、「行ける!」と思える病院はきっと見つかります。
そして——
どんなお子さんにとっても、こうした心配りのある病院は自然と選ばれ、信頼されていくものだと感じています。
実際に、敏感な子だけでなく、さまざまな親子にとって**“また来たい”と思える場所**でした。
小さな安心の積み重ねが、家族にとって大きな支えになりますように。
