
🌱 はじめに|今年は筍が貴重な年
2025年は、全国的にタケノコが不作の年といわれています。
収穫量は例年の半分以下、または地域によっては2割以下というところもあるそうです。
サイズも小ぶりなものが多いとか。
そんな中、ここ最近になって少しずつ筍の値段も落ち着き、
物産店などにも並ぶようになってきました。
高齢の両親も筍が大好きなので、さっそく春の味覚を楽しもうと、
私も一つ購入してきました🌸
ただ、筍はあく抜きが必須。
そのまま料理に使うと、どうしてもえぐみが気になることも…。
今回は、わが家で毎年している、簡単な筍のあく抜き方法をご紹介します。
それでは、順番に見ていきましょう🌸
🍳 材料と手順|基本のあく抜き(米ぬか使用)
材料
- 筍(皮付き)
- 米ぬか 一握り(または大さじ2〜カップ1程度)
- 赤唐辛子 1本(あれば)
下準備
- たけのこの根元の固い部分を切り落とし、穂先を5〜6cmほどカットします。
- 縦に2〜3cmの切り込みを入れます。
- 外側の皮を2〜3枚だけむきます。
茹で方
- 筍がかぶるくらいの水を鍋に入れ、米ぬかと赤唐辛子を加えます。
- 強火で沸騰させたら、落とし蓋をして吹きこぼれないように弱火でコトコト茹でます。
- 茹で時間目安:40分〜1時間(大きいものは2〜3時間)
- 竹串がスッと通るくらいが茹で上がりのサイン
- 火を止めたら、そのまま鍋の中で自然に冷まします(湯止め)。
- 冷めたら皮をむき、流水できれいに洗えば完成です✨
🥣 【補足】米ぬかがないときは?
代用できるものもあります♪
- 米のとぎ汁
(または水に生米大さじ2を加える) - 重曹水
(※ただし、重曹はえぐみが残ることがあるので少し注意)
手順は米ぬか使用時とほぼ同じですが、
できれば無洗米ではないお米のとぎ汁を使うのがおすすめです◎
📌 ポイントまとめ
✨ 筍はできるだけ新鮮なうちにあく抜きを
✨ 皮をつけたまま、または少しむいて茹でることで、旨みを守りながらあく抜きできます
✨ 茹で上がったら冷めるまで鍋の中で自然放置がコツ
ほんの少し手間をかけるだけで、春の香り豊かな筍が楽しめます🌸
🍽 あく抜き後に作った料理たち
ちなみに、あく抜き後の筍はこんなふうに活躍しています!
- ヘルシーな酢鶏
- 筍ごはん
- シンプルな筍の煮付け など…
これから、
筍と野菜の中華炒め、八宝菜、筍スープ、筍の酢味噌あえ…と、
いろいろ展開していく予定です🎶
(それぞれのレシピは、また別記事でご紹介していきますね!)
🌸 おわりに|春の味覚をもっと気軽に
あく抜きさえしておけば、筍料理はぐんと簡単になります。
短い春の旬、ぜひたっぷり味わってくださいね。
最後に──
\ 上手にあく抜きできました /
やさしい春の香りとともに、ふっくら茹で上がりました。

春の恵みを、おいしく、たのしく。
今日もやさしい食卓を囲めますように🌸
🌸まとめポイント🌸
- 旬の筍はあく抜きが肝心!
- 米ぬか or とぎ汁で簡単にできる
- ふっくら茹で上がった筍は、春のおいしさそのもの