
5段階の泣き方と「泣き始め」に気づく工夫
💡この記事は「敏感な赤ちゃんの泣き方5段階」というテーマで、娘との日々をふりかえりながら書いています。
同じように「泣きのサインが分からない…」と悩む方へ、私たちが実践してきた小さな工夫や気づきが、
そっと届くきっかけになればうれしいです。
🔸 敏感な赤ちゃんの「泣き方」5つの段階
- 泣く寸前
不快感や不安を感じ始め、表情が変化します - 軽い泣き
小さな声で泣き始める段階です - 大きな泣き
声をあげて激しく泣く状態に - 爆発的な泣き方
泣き叫び、体をバタバタと動かすような様子 - パニック状態
まるでひきつけを起こしたかのような激しい泣き方になることも
😢泣きの理由が見えにくかった日々
娘は、赤ちゃんの頃からとても敏感で、機嫌が良い時間はごくわずか。
不快なサインはあるのに、「何が嫌なのか」がとても分かりづらい子でした。
- 着ている服がちくちく?
- 何かの音が気になる?
- 照明の明るさが苦手?
- おむつの感触が不快?
- 他にも何か考えられる不快感は?
ひとつひとつ、思いつく限りの原因を探しても、結局は分からないことも多くて…。
泣き始めると、回復までに時間がかかる。
そして、一度パニック泣きになると、長期戦になることも多々ありました。

🍼 泣きの初期サインに気づく大切さ
ここちゃんとの育児で大切にしていたのが、
「できるだけ泣きの初期段階で気づいてあげること」でした。
🌼 実際に試していた“安心のための工夫”
- 表情や動きの変化を注意深く観察する
- 環境を整える(光、音、温度など)
- 抱っこやおんぶで安心させる
- 気分転換になる外出(ベランダ、散歩、ドライブ、自転車など)
泣きの後半に入ってしまうと、もう“溢れてしまったコップの水”のよう。
でも、初期のサインに気づいて対応できた時は、落ち着きやすいことが多かったです。

🔍「ここちゃんの心のコップ」
小さな不快感が少しずつたまっていき、気づかないうちにコップがいっぱいに…。
あふれてしまわないように、そっと寄り添ってくれる誰かの存在が、とても大きな支えになります。
🍵 子どもと親、それぞれの“心のコップ”
子育てをしていると、「お母さんの気持ちが子どもに伝わる」なんて言葉を聞くことがありますよね。
最初は「本当にそんなことあるのかな?」と思っていましたが、娘と過ごすなかで、
**「あ、なんとなく分かるかも」**と思う場面がありました。
私が疲れていたり、焦っていたりすると、
娘もなぜか落ち着かなくなったり、不機嫌になったり。
逆に、夫や家族のサポートを受けて私自身の気持ちが少しゆるむと、
娘の表情もふっとやわらかくなるように感じたり。
それは「親が完璧じゃないといけない」という意味ではなくて、
ちょっとした“心のゆとりが、子どもにも伝わっていくのかもしれないなあ…という、
そんなささやかな実感でした。
🕊 まとめ|“育てにくさ”とゆっくり育ち合う日々
あの頃の私は、泣き声の意味が分からず、戸惑う毎日でした。
けれど、ひとつひとつ試しながら、少しずつ「ここちゃんのペース」に
合わせるコツが見えてきました。
🌼 すぐに解決できなくてもいい
🌼 うまくいかない日があってもいい
そんなふうに、ゆっくりと向き合いながら、
“関わり方”は時間をかけて育っていったように思います。
そして、気づいたことがあります。
子育ては、一人で抱え込まなくてもいいということ。
家族の存在、ちょっとした助言、同じように悩んできた誰かの言葉。
そんな周りの理解やサポートに、何度も救われてきました。
泣きを“見守る”ことが必要なときもありますが、
娘の場合は、「ぐずり始めたかな」と思った時点で、
できるだけ早く寄り添ってあげることが、とても効果的でした。
いったん強い泣きに入ってしまうと、自然とおさまることは少なく、
気持ちの切り替えにも時間がかかることが多かったからです。
だからこそ、「少しの違和感」に気づいて、早めにそっと関わることが、
お互いの心をラクにしてくれたのだと思います。
育児は、正解のない旅。
「今できることを、できる範囲で」
「今日を乗り越えたら、それで十分」
そんな気持ちで、泣き声の奥にある“サイン”と向き合っていた日々が、
今ではとても大切な思い出です。
焦らず、ゆっくり、ゆっくりで大丈夫。
子どもも、親も、お互いに“育ち合って”いくのだと思います🌱
🌿 ここちゃんの育児記録は、ほんの少しずつ続いていきます。
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