
子育てって、喜びに満ちているはずなのに——
夜になると、どうしてこんなにしんどく感じてしまうんだろう?
特に「夜泣き」は、誰にも相談できないまま、
ひとりで抱えこんでしまいがちな悩みかもしれません。
我が家のここちゃんも、そんな“手のかかる赤ちゃん”でした。
おんぶの毎日と、夜の戦い

おんぶ紐を使い始めてから、少しはあやす作業が楽になったものの、
1日に何度も何十回もおんぶを繰り返しながら、家と外を行ったり
来たりする日々が続きました。
でも、夜になると事情は変わります。 真夜中に外に出るわけにもいかず、
家の中をぐるぐる歩き回っての対応でした。
🌀 おんぶ紐でここちゃんを背負い、30分、時には1時間以上も
部屋の中を歩き続けることも。
やっと寝ついたと思って布団にそっと下ろすと、目を覚ましてしまう……。
そんな繰り返しの中で、疲労困憊しながらウトウトしつつ歩いていた記憶が、
今でも鮮明に残っています。
💫 孤独との戦い
真っ暗な部屋で、誰もいない中、ここちゃんをあやし続ける時間は、
何よりも「孤独」でした。
⏰ 時計の針の音だけがカチカチと響く静寂の中、
「いつまで続くんだろう……」
「この状況から抜け出せる日は来るのかな……」
「ああ、早く朝が来ないかな……」
そんな思いを抱えながら、ひたすら歩き続けていたあの夜のことは、
今でも私の中に深く刻まれています。
我が家で試した「夜泣き対策」
夜泣きはどの家庭でも悩まされるもの。我が家でも、少しでも改善できるように、
いろいろ試してみました。
☀️ 日中に外の空気を取り入れる
- 朝は太陽の光を浴びて、体内時計をリセット。
- 外出すると、昼寝や夜の眠りが少し落ち着くことも。
🍃 五感を通じた刺激(風、光、匂いなど)が、 赤ちゃんのリズムや気分の安定にも
つながっていたように思います。
🌞 そして何より、私自身にとっても外に出ることは大きな気分転換になっていました。
🌡️ 室温・湿度の管理

快適な眠りには「温度と湿度のバランス」が大切。
室温:20〜23℃ / 湿度:50〜60% を意識。
🧸 我が家ではベビー用の室温計が大活躍。
パッと見て確認できるので、育児中にはとても心強かったです。
🧼 寝かせる前や夜中に起きたときには、汗をチェック。
汗ばんでいたら服を変えたり、ガーゼで優しく拭いてあげることも大切にしていました。
💡 適切な照明環境を作る
夜は照明を落として、メラトニンの分泌を促進。
ここちゃんは敏感だったので、夜中に起きても極力暗く、
おんぶしながら静かにあやしていました。
🕯️ 光の刺激が少ないだけで、再入眠までの時間が短くなることがありました。
特に、間接照明がついていると、かえって覚醒しやすくなってしまうこともあったため、
夜中はできるだけ“真っ暗に近い”環境を意識していました。
🤫 静かな環境づくり
ここちゃんは音にもとても敏感な子でした。
せっかく寝かしつけても、ちょっとした物音で目を覚ましてしまうことが多々ありました。
🌙眠ったあとは、なるべく音を立てないように意識して静寂を保つこと。
これは、我が家の「夜泣き対策」の中でも、特に気をつけていたポイントだったかもしれません。
実は、おんぶを繰り返していた初期の頃、
夜よりも昼の方が敏感に反応していたこともありました。
🕊️ ほんの一瞬ウトウトできたと思ったら、
外から聞こえる車の音やチャイム、ちょっとした生活音に
ピクッと身体を動かして目を覚ましてしまう…
それくらい、娘は音に敏感でした。
だからこそ、「少しでも眠れているときこそ、静かな環境を守りたい」。
昼間であっても“夜のように静かな空間”を意識して過ごしていました。
💤 寝る前のルーティン
マッサージやオルゴール音楽など、心を落ち着ける流れを作る。
ミルクのタイミングや量を記録し、夜の授乳とのバランスも調整。
📔 記録をつけることで「今夜はどうかな?」と見通しが立ちやすくなり、
気持ちの面でも少しラクになったように思います。
🎵 こうした習慣は、就学後も自然と続いていて、 ここちゃんにとって
“安心スイッチ”のような役割になっていました。
🕊️ つぶやき
夜泣きの辛さは、睡眠不足だけではありません。
何よりも、「終わりが見えない」ことがしんどかったように思います。
ここちゃんは頻繁に目を覚ますタイプで、一緒に休むこともままならず……。
🛑 私自身が体調を崩したことで、初めて「サポートを受けることの大切さ」に気づかされました。
家族の協力、相談できる場所、そして自分を労わる時間。
ほんの少しでも「心が軽くなる」何かを持つことで、
また明日も頑張ろうと思えるようになる——そんな日々でした。
🌟 そして1歳を過ぎた頃、ここちゃんに小さな変化が現れはじめました。
歩き始めたこと、日中の過ごし方の変化、そして感覚の落ち着き——。
それが睡眠リズムにも、少しずつ良い影響を与えていったように思います。
📝 この続きは、また別の記事でゆっくりご紹介したいと思います。
🔎 ※診断に関する記述は、別の記事でご紹介します。
本記事では、日々の工夫や生活リズムに焦点を当ててお届けしました。