ここちゃん6ヶ月、発達の相談へ。心が軽くなった先生の言葉とは?

🌈 ここちゃん発達相談に行く(6ヶ月ころ)

この頃の私は、
希望と不安が入り混じるなかで、毎日子育てに向き合っていました。

ある日、ふと目にした「自閉症に関する記事」。
そこに書かれていた特徴が、ここちゃんに驚くほどよく当てはまっていたのです。

❗️**「もっと専門的なアドバイスが欲しい」**
そんな気持ちが強くなり、私は勇気を出して、H大学で特別支援教育を専門とされている先生に面談をお願いしました。

ここちゃんが生後6ヶ月頃のことです。
一人では心細かったので、父に付き添ってもらいました。


☀️ 晴れ渡る日、大学の門をくぐって

その日はとても良いお天気でした。
大学の門をくぐった瞬間から、何だか清々しくて——

まるで導かれるように、先生の研究室へと向かっていました。

面談中のここちゃんはというと…
普段と違ってとてもご機嫌🎵

私と父の膝の上を交互にぴょんぴょんと跳ねて、
それは終わりがないくらい続いていて、まるで楽しそうに見えました。


📝 先生の言葉と、私の気持ちの変化

先生はとても優しく、こんなふうに話してくださいました。

「心配なことや気になる行動は、いったん横に置いておきましょう。
それよりもまずは、“子育てを楽しむこと”に集中してみてください。」

「ぴょんぴょん跳ねたい時は、満足するまで思う存分やらせてあげてくださいね。」

「できるだけ多くの場所へ出かけてください。
いろんな場所を知り、感じられる子に育ててあげてほしいです。
行ける場所が多ければ多いほど、世界は広がっていきます。」

その言葉は、まるで
「大丈夫。どーんと構えていこうね!」と背中を押してくれるエールのようで——
私は、ふっと肩の力が抜けるような安心感を覚えました。

そしてその言葉の意味が、
娘の成長とともに、じわじわと私の心に染みていったのです。

🌟
「もっといろんな場所を、ここちゃんと一緒に歩いていこう。」
そう心に決めたのが、この日でした。


💌 振り返って思うこと

もし、あの時の先生の言葉がなければ——
私はもっと小さな世界の中で、不安に囲まれて過ごしていたかもしれません。
今とは違う育児の道を歩いていたかもしれない。

だからこそ、先生の言葉は今も
**“道しるべ”**のように、私の心の中に灯り続けています。

実はこの面談が、ここちゃんの育児において
“外の世界へ踏み出す”きっかけになりました。

「一つでも多くの場所に行ける子に育てたい」

——それは、今思えば私が娘と一緒に歩き続けてきた、
育児の大切なテーマだったのかもしれません。

あの時、相談に行く選択をしなければ、
この先の娘にも、そして私自身にも、
歩いていく道の風景は、少し違ったものになっていたかもしれません。

それくらい、大きな出会いだったように思います。


🕊 同じような悩みを持つ方へ…

育児の悩みや、子どもの発達に関する心配は、
決して特別なものではありません。
きっと、たくさんの方が経験されていることと思います。

💡
ひとりで抱え込まずに、
相談できる場所や信頼できる人に頼ることで、
思いがけない新しい視点やヒントが得られるかもしれません。

少しでも、誰かの心が軽くなりますように🌸

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